by jasohill
岩手県八幡平市にある不動の滝。
落差15mほどで水量が多く、飛沫をあげながら激しくながれ落ちる姿が圧巻です。
この滝は昔修験者達の道場として使われていた霊験あらたかな場所で、参道に入るといくつもの鳥居が続き、滝と周囲は神秘的な雰囲気に包まれています。
山門をくぐった後は新旧の桜松神社や縁結びの木があり、滝の中ほどまで行くと石彫りの不動明王像が安置されています。
参道沿いに行くと滝の真横に出ます、水しぶきがかかる距離なので傘を持っていくといいですね。
滝の前に赤い橋が架かっていてそこから不動の滝を間近に見られるのですが、この赤い橋を含めた景色も絵になると評判です。
30分ほどで周れる参道は森林浴も兼ねて天気の良い日にゆっくり歩くのがお薦め。
不動の滝は水の豊かな岩手の数ある滝の中でも唯一日本の滝百選に選ばれており、岩手の水二十選にも数えられる名瀑です。
雪景色の中の不動の滝。美しいですねぇ〜。
かなり探したんですがこのページトップの画像、滝全体像が映っているものが見つからなかったので、良い動画があって良かったです。
不動の滝というと日本中にたくさんあって、その中でも日本の滝百選に選ばれているのはこの岩手八幡平の不動の滝なんですが、なぜか見つかるのは湯河原や青森、茨城などの不動の滝の話ばかりなんですよね。
う〜ん山の中で遠いというイメージがあるのか、なかなか足が向かないんですかね。
紅葉、雪景色はもちろん夏の涼しげな不動の滝も素晴らしいですよ。
スキーや安比高原温泉などに泊まりがてら、是非行ってみてくださいね。
このマップでは「桜松神社」のみで「不動の滝」の名称は表記されていませんが、滝の場所は桜松神社に隣接しています。
参道に入ってからの道は一周30分ほどかかりますが緩やかで、散歩気分で気楽に周れます。
「不動の滝」という名前の滝は日本にたくさんあります、お隣の青森だけでも3つもあります。
中には見事な瀑布の「不動の滝」もたくさんありますが、日本の滝百選の「不動の滝」は岩手県八幡平市のものなので間違わないように気をつけてくださいね。
けっこう飛沫を浴びるので天候に関わらず傘は持参していったほうがいいですよ。