動画で滝巡り

吹割の滝

養老の滝

群馬県沼田市の片品渓谷(吹割渓谷)にかかる吹割の滝。

900万年前の噴火によって出来た溶結凝灰岩が、長い間の水の流れで侵食され、川に谷を形成しました。

谷に三方向から水が流れ落ちる姿は「東洋のナイアガラ」とも言われます。

水量もとても多く、形状も日本では珍しいタイプの滝ですが、本場ナイアガラと比べるとどこか日本ならではの繊細さも感じさせます。

高さ7m、幅30mに渡る滝には、水の浸食によっていくつもの割れ目が出来ていて、まるで巨大な岩が吹き割れたように見えることから「吹割の滝」と呼ばれるようになりました。

辺りには獅子岩と呼ばれる奇岩が連なり、新緑や紅葉と相まって四季を通して美しい景観を見る事が出来ます。また、冬には凍結してライトアップされます。

吹割の滝には古くから伝わる伝説があります。

昔、この滝の滝壺は竜宮に通じていると言われていて、村での祝儀など振る舞いごとがある度に竜宮から膳椀を借りていたと言われています。

滝壺に膳椀を貸してほしい旨を書いたお願いの手紙を投げ入れると、手紙は滝壺の渦に吸い込まれて深い竜宮へと届き、振る舞いごとの前日には近くの岩の上に手紙で頼んだ数だけの膳椀が用意されていたとか。

振る舞いごとが終わった後はお礼の手紙と共にまた岩の上に置いておくと、いつのまにか見えなくなり、竜宮に返されていたと言います。

しかし、ある時膳椀の数を数え間違えて、1つ少なく返してしまいました。

それ以来いくら手紙で頼んでも貸してもらえなくなったとか。

この時返し忘れた膳椀は今でも「竜宮の膳椀」と呼ばれ、大切に保存されているそうです。

これは「椀貸し伝説」と言われ、全国各地によく似たお話が残っています。不思議ですね。

吹割の滝は1936年に国の天然記念物にも指定されています。

吹割の滝の動画

写真で言うと右上の沿道から見た吹割の滝です。

こちらは写真で言う下側からの撮影ですね。

周囲の景観と併せるともっと素晴らしい景色が見られます。

吹割の滝の所在地


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名称
吹割の滝
住所
群馬県沼田市追貝
交通アクセス
JR沼田駅→関越交通バス老神温泉経由鎌田・戸倉・大清水方面行きで55分、バス停:吹割の滝下車、徒歩10分
車でのアクセス
関越道沼田IC20km40分

専用駐車場はありませんが、滝からすぐの場所にあるお土産屋の駐車場には、お土産屋で買い物をするか、駐車料金1,000円を支払うことで駐車出来ます。

また、少し歩きますが手前にも無料駐車場があります。

無料駐車場から遊歩道入口という看板のほうへ行くと、このページトップにある写真のように滝を見下ろせる山の上へと続いています。坂がキツイので山登りしたくない方は間違えないように注意。

最近渓谷内での事故が多発しているそうです。岩場の苔や冬の凍っている時期は滑るので注意してくださいね。

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