2005年7月17日に世界遺産に登録された知床半島。
その知床半島の中ほどに位置するところにオシンコシンの滝があります。
オホーツク海に流れ込むオシンコシンの滝落差は80mほどですが水量が多く、豪快に勢いよく流れ出ていて見る者を圧倒します。
オシンコシンの滝の名前の由来はアイヌ語で「エゾマツが群生するところ」という意味ですが、滝は途中から二股に分かれており、双美の滝とも呼ばれています。
日本の滝百選に選ばれているオシンコシンの滝ですが、知床八景の1つにも数えられています。
知床八景は他にフレペの滝、カムイワッカ湯の滝、オロンコ岩、夕陽台、プユニ岬、知床峠、知床五湖があります。
オシンコシンの滝には滝の中ほどまで続く階段が敷設されており、迫力ある滝を間近で見られます。
水しぶきが降りかかるほどすぐ目の前を流れ落ちるオシンコシンの滝。
国道334号線の向こうに広がるオホーツク海が絶景です。
冬の凍った状態のオシンコシンの滝も見応えがあると評判です。
流氷の時期に行くと一石二鳥かもしれませんね。
余談ですがオシンコシンの滝のすぐ近くの売店には有名な野良猫がいます。
元々捨て猫でいつの間にかこの売店付近に住み着いたらしいのですが、ライダーなどの間ではいつも超マイペースで売店の前で昼寝をしている猫ということで密かな人気だったそうです。
ところがある時全国放送のバラエティ番組企画で取り上げられてから一躍有名になりました。
今ではこちらの売店のご主人が猫用の小屋を用意し、定期健診などにも連れていっているそうです。
オシンコシンの滝を見に行った時はこの猫ちゃんの居る売店にも立ち寄ってみてくださいね。