by SqueakyMarmot
アルゼンチンとをブラジルを跨る、世界最大の水量を誇るイグアスの滝(Iguazu Falls)。
亜熱帯のジャングルの中に忽然と現れるこの滝の最大落差は80m、滝幅なんと4kmにもわたって大小300もの滝が流れ落ちる場所です。
世界三大名瀑に数えられ、世界遺産にも登録されています。
イグアスの名前の由来は原住民の言葉で大いなる水(Y Guazu)。
そしてイグアスの滝には悪魔の喉笛と呼ばれる有名な場所があります。
三方から水が流れ落ちるその場所は轟音と共に常に水煙が立ちこめ、圧巻の一言。
イグアスの滝はアルゼンチン、ブラジルの国境となっているので、イグアスの滝を観るにはどちらかの国から観ることになります。
アルゼンチン側は悪魔の喉笛を上から見下ろせるほか、滝の中段に遊歩道が突き出しています。
また、比較的大きな滝はアルゼンチン側に多いため、その全容と景観を見渡せるのは反対のブラジル側になります。悪魔の喉笛の全容を観られるのもブラジル側。
どちらもそれぞれの顔があり、甲乙つけがたい壮大な景観が広がる観光スポットです。
イグアスの滝は多くの遊歩道や展望台からも見られますが、ゴムボートやヘリコプターでも見られます。
ゴムボートはなんと滝をくぐったり、急流下りがあったりと、当然びしょ濡れになりますがかなり楽しいと評判です。
ヘリコプターは10分60$と少し高め、それでも全ての滝を見渡すには上空からが1番でしょう。
滝は雨が降った後などの水量が多い日だと、水が土を含んだコーヒー色の茶褐色になるので、水量が少ない日のほうが美しい滝が観られます。
これはブラジル側から観たイグアスの滝です。
大迫力の大滝が連なっているのがわかりますね。
遊歩道から真下を見下ろしています、高さに身震いします…
※音量注意
こちらはアルゼンチン側から観たイグアスの滝。
中段の滝に突き出すように伸びた遊歩道からの撮影ですね。
ここから下にも大きな滝が流れ落ちているのがわかります。
これは悪魔の喉笛を上から見下ろしたところです。
天気が悪くて時間が短いのが残念ですが、それでもこの迫力。
そして上空から見たイグアスの滝。
自然の力は圧倒的です。
アップになるともう凄すぎて何が何やら…
国立公園も含めて観るところがたくさんあるのでイグアス国立公園で最低でも一泊は取ったほうが良いようです。
ボートは滝に突っ込むので雨合羽は意味が無くなるとか…水着着用推奨。
遊歩道から見るのも水飛沫と水煙が物凄いので土産屋のポンチョなりなんなり、用意しておきましょう。